クラウド・コンピューティング向けストレージ

概要

NVMeベースのソリッド・ステート・ドライブ（SSD）・ストレージは、PCI Express（PCIe）インターフェイスを利用して直接サーバーCPUに接続し、キャッシュ・アクセラレータとして機能することにより、アクセス頻度の高いデータ（「ホット」データ）を超高速にキャッシュすることが可能です。高性能なPCIeベースのNVMe SSDは、効率的なI/O処理および低い読み出しレイテンシーにより、サーバー効率が向上し、外部記憶装置を利用したデータ・アクセスの必要性がなくなります。NVMe SSDサーバー・アクセラレーションは、AIアクセラレーションやデータベース・クエリといった高トランザクション・アプリケーションに最適です。PCIeベースのNVMe SSDは、ハード・ディスク・ドライブ（HDD）に比べて省電力と省コストだけでなく省面積も実現します。シノプシスのDesignWareインターフェイスIP製品群は、先進のファウンドリ・プロセスでPCI Express、USB、DDRなどの高速のプロトコルをサポートし、高スループット、低消費電力、低レイテンシーというクラウド・コンピューティング・ストレージ・アプリケーションの接続要件に対応するように最適化されています。シノプシスのファウンデーションIPは、あらゆるプロセッサコア上での性能、消費電力、面積を最適化するコンフィギュラブルな組み込みメモリーと高速ロジック・ライブラリを提供します。また、シノプシスではフラッシュSSDに最適なプロセッサIPも提供しています。