従来のデータセンターは、スイッチ型イーサネットとVLANタグで構成される階層構造のネットワーク・トポロジを利用しています。この構造では、ネットワークに1つの経路のみを定義し、従来はインターネットとサーバの間のデータ・トラフィックを処理していました。最大400Gのイーサネット・リンクを使用したフラットな2層リーフ/スパイン型ハイパースケール・データセンター・ネットワークへの移行により、仮想サーバーは多数の仮想マシン間にワークフローを分散することが可能になり、より高速でスケーラブルなクラウド・データセンター環境が構築できます。ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)では、制御をデータ・パスから分離することによって、OpenFlowなどの一般的なソフトウェア・スタックを利用して業界全体で一貫した制御ソフトウェア環境を実現することが可能になります。設計者は、プロプライエタリーのソフトウェア・スタックを使用するのではなく、OpenFlowによって管理されたネットワークを利用して、ユーザーにネットワークを容易に(仮想的に)プロビジョニングできます。この場合、ユーザーはネットワークのハードウェア・デバイスに物理的にアクセスする必要がありません。シノプシスのDesignWareインターフェイスIPは、イーサネット、PCI Express、CCIX、USB、DDR、HBMなどの高パフォーマンスのプロトコルをサポートし、高スループット、低レイテンシーというクラウド・コンピューティング・ネットワーキング・アプリケーションの接続要件に対応するように最適化されています。シノプシスのファウンデーションIPは、あらゆるプロセッサコア上での性能、消費電力、面積を最適化するコンフィギュラブルな組み込みメモリーと高速ロジック・ライブラリを提供します。
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