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メタスタビリティの原因としてはクロック・ドメイン・クロッシング(CDC)がよく知られていますが、原因はそれだけではありません。同じクロック・ドメイン内での非同期リセット・クロッシングもメタスタビリティの原因になります。マルチフェーズ電源ブート・シーケンスの利用が広まったため、非同期リセットの利用も広がっています。その結果、リセット・ドメイン・クロッシング(RDC)の問題による設計エラーが増えています。このようなエラーにより、設計とデバッグの工程において多大な時間と費用が浪費される可能性があり、チップ内でエラーが見つかった場合には、再設計にかかるコストを余儀なくされます。設計が予期したとおりに機能するには、CDC検証と同様に、RDC検証も重要です。CDC検証とRDC検証には高性能な包括的ソリューションが必要です。
SpyGlass® RDCは、RTLの早期段階でリセット・ドメイン・クロッシングに対応する包括的なソリューションです。このソリューションは高コストな製造のやり直しを排除し、以下の利点を備えています。