DesignWare ARC VPX DSPプロセッサ

組み込み用途に対応する業界最高水準のパフォーマンス効率

あらゆる場面で活躍するARCプロセッサ

組み込み用途に対応する業界最高水準のパフォーマンス効率

データセントリック環境向けの次世代DSPアーキテクチャ

DesignWare® ARC® VPX DSPプロセッサは、RADAR/LiDARセンサー・ノード、センサーフュージョン、ベースバンド通信処理などの幅広い高性能シグナル・プロセッシング向けに最適化されています。ARC VPX DSPプロセッサは、浮動小数点や線型代数学の計算向けに最適化された実行ユニットを備えたVLIW(超長命令語)/SIMD(単一命令多重データ処理)アーキテクチャを採用しています。

ARC VPX DSPプロセッサは、コンパイラ、デバッガ、命令セット・シミュレータ、およびDSP・数学関数を備えたライブラリの最適化など、幅広いソフトウェア・プログラミング環境に対応したARC MetaWare Development Toolkitでサポートされています。

 

ARC開発ツールおよびソフトウェア:

製品およびライセンス取得可能なオプション

オプション

サポートされるARC VPXプロセッサ

浮動小数点ユニット(FPU)

VPX5VPX5FS

リアルタイム・トレース

VPX5VPX5FS

ARCプロセッサはSoC組み込み用途としてPPAの効率を最大限に発揮するよう最適化されています。

  • 命令とデータの同時メモリー・アクセスに耐える高性能を実現するためのハーバード・アーキテクチャ
  • 高い電力効率を実現する高速パイプライン
  • 16/32bit命令セットが混在するような組み込みシステムにおいても高いコード密度を実現する32bit RISCエンジン

ARCプロセッサは高度にコンフィギュラブルであり、プロセッサ・インスタンスごとに性能、消費電力、面積を最適化することが可能です。

  • 設計者は対象用途に最適なコアを実現するためのハードウェア機能の追加・削減ができるため、ゲートの無駄が生じない
  • コアの構成をドラッグ-アンド-ドロップで変更可能にするARChitectウィザード

ARC Processor EXtension(APEX)テクノロジにより、ユーザーがプロセッサの実装をカスタマイズ可能 

  • ユーザー定義命令の追加によるソフトウェア実行の加速とコードサイズの削減を実現し、消費電力やメモリーの要件を低減
  • プロセッサをメモリーやペリフェラルに密結合することで、バス・インフラストラクチャの追加が不要になり、面積とレイテンシーの削減とシステムレベルの性能向上を実現